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パリ地方のFedEx’ internationalハブ:人と場所をつなぐ

パリ地方のFedEx’ internationalハブ:人と場所をつなぐ

FedExは1999 年にパリ地方に進出し、パリ・シャルル・ド・ゴール空港をハブ空港としてヨーロッパと世界を結んでいます。米国の物流会社FedExは、持続可能な輸送とカーボンニュートラルを確保しつつ、国際的な物流ネットワークの発展に注力しています。パリCDG空港のFedEx事業所長を務めるジュリアン・デュクーに、 パリ地方への移転がハブの成長と発展にいかに重要な役割を果たしたかについて語っていただきました。


簡単に、FedExについて、そしてフランス(より正確にはパリ地方)で行っている事業内容、そしてご自分の役職について、お話しいただけますか?

私は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港のFedExハブオペレーションのマネージングディレクターを務めています。
FedEx Express は20年以上前からCDGに進出しています。パリCDGは、220の国と地域を結ぶヨーロッパのハブとして、お客様の荷物を発送・配達しています。このハブは、ヨーロッパと世界を結ぶ貨物の重要な交差点です。

 

FedExがパリに進出した理由は何ですか(なぜ他の地方ではなくパリだったのですか)?

パリは、国際空港、ヨーロッパ全域に通じる鉄道駅、フランスの主要港に近いなど、重要なロジスティックネットワークの恩恵を受けているヨーロッパのハブ都市です。
またパリ地方はヨーロッパで最も経済活動の活発な地域の一つです。パリCDG空港にロジスティックハブを置くことで、多くのお客様がヨーロッパをはじめとする世界各地へのエクスプレス輸送において当社のサービスを利用することができます。
また、空港は質の高いインフラとロジスティックにおける輸送コネクションを提供しています。実は、航空貨物で商品を輸送する場合、自社機だけでなく、多くの旅客便を利用することも可能なのです。このようなコネクションにより、お客様は24時間以内にヨーロッパおよび国際市場に貨物を発送することができます。


FedEx はどのように持続可能性に貢献しているのですか?

FedEx のパリCDG ハブは、FedEx ネットワークの中で初めてISO 1400の認証を取得した空港施設です。500m2以上の太陽光パネル、300m2の屋上緑化、80%の電気自動車またはLPG車、97%の廃棄物の再利用など、CO2排出量削減に貢献する設備が整っています。
FedEx は2040 年までにカーボンニュートラルを実現するための実現可能なロードマップを作成しており、これには最近購入したATR 72-600F貨物機に見られるように、排出量削減を可能にする航空機の更新も含まれています。


パリ地方の人材と労働力を、どのように見ていらっしゃいますか?

パリ地方には、多くの 革新的で成長する起業家と と中小企業が豊富に存在します。FedEx は、ヴァルドワーズ商工会議所のプラト・コーチング・プログラムに協力し、中小企業経営者のスキルアップを支援しています。また、一般にはあまり知られていない私たちの事業を紹介するために、定期的に教育機関にも門戸を開いています。


FedExにおける労働力の重要性とは?

 

FedEx がある地域に進出する際、地域経済に貢献し、その恩恵を受けることが非常に重要なことだと考えています。そのため、空港周辺の町や地域からの現地採用を優先しています。私たちは、意欲的で献身的な従業員を求めています。パリ地方の 豊富な人材 プールのおかげで地元の候補者が採用され、当社でトレーニングを受けて成長することができます。私たちはスタッフの成功と幸福のために尽力しており、実際、業務管理者の90%以上が昇進しています。

パリ地方におけるFedExのビジネスプランには、どのようなものがありますか?

2019年以降、ハブの機能を強化するために2億2千万ユーロを越える投資を行いました。その結果、最新技術の建物、耐重量貨物の建物の建設、危険物処理ビルの拡張など、新しい施設がオープンしました。
Eコマースを中心とした需要の拡大に対応するため、2021年に450名のポジションが新設されました。


パリ地方におけるビジネスを、3つの言葉で言い表すとしたら、どのようになりますか?

成長、インターナショナル、イノベーション

 

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